スレッド一覧

他のスレッドを探す  スレッド作成

新着順:4/280 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

10月26日全日本吹奏楽コンクール

 投稿者:田原清彦  投稿日:2019年11月 9日(土)08時27分45秒
  通報 返信・引用
  遅くなりましたが10月26日に青森で行われた全日本吹奏楽コンクール大学の部について感想を記します。3出制度で出場しなかった年もあるものの1998年からほぼ10年連続で金賞を受賞していましたが残念ながら今回は銀賞でした。いつかは途切れるだろうなと思っていましたが銀賞という結果にやはりショックを受けました。
以下は各校の演奏に対する私の個人的な感想ですので不適切な部分はご容赦ください。
1. 四国代表 四国大学吹奏楽部
課題曲 Ⅰ  ローザのための楽章
課題曲は抑揚が少なく打楽器と金管、木管セクションとの調和という点で少し難がありました。自由曲では全体的に上手だな、という演奏でしたが聴かせどころでは若干不足感を感じました。やはり最初の出演団体は比較の面で評価が難しいです。
個人的評価; C  指揮者; △ 審査結果; 銅賞
2.東北代表 医療創生大学吹奏楽団
課題曲 Ⅲ 復興
演奏が始まる前の並び方が少し雑で残念に感じました。やはり並び方も大事です。課題曲、自由曲ともに木管群と金管群との音量バランスが悪い部分がありどうしても木管群が弱く聞こえてしまいました。
個人的評価;C 指揮者;△  審査結果;銀賞
3.北陸代表 富山大学吹奏楽団
課題曲Ⅱ カラフル
課題曲はなかなか聞かせる演奏で私としてはAクラス。自由曲では最後のあたりで緊張感が薄れてしまう感じで残念。
個人的評価; B 指揮者;△ 審査結果; 銅賞
4.西関東代表 文教大学吹奏楽部
課題曲 Ⅴ オルレアンの少女
課題曲は秀逸な演奏。自由曲ではホルンが少し残念だったもののさすがと思わせる全体のバランスと表現力。
個人的評価; A 指揮者;〇 審査結果; 金賞
5.九州代表 福岡工業大学吹奏楽団
課題曲 Ⅴ 3つの交響的素描”海”より
課題曲は相当練習したような秀逸な演奏で感動。自由曲ではホルンを上段に配置してドビュッシーの曲想を上手に引き出していました。
個人的評価; A 指揮者; 〇 審査結果;銀賞
6.東京代表 東海大学吹奏楽研究会
課題曲 Ⅴ バレエ音楽”中国の不思議な役人”より
課題曲はスピード感ある名演奏。自由曲もメリハリをつけた音量と圧倒感、相当厳しい練習を重ねた跡がありトロンボーンも秀逸なソロ演奏でした。聴衆を引き付ける演奏には脱帽。
個人的評価; A 指揮者;〇  審査結果;金賞
7.九州代表 活水女子大学吹奏楽部
課題曲 Ⅱ 交響曲第二番キリストの受難より
課題曲は無難にまとめ女子だけの吹奏楽とは思えない大変上手な演奏でした。自由曲では全体のハーモニーがよくうまく演奏していましたがTrpソロで少し残念な部分がありました。
個人的評価;B  指揮者; △  審査結果; 銀賞
8.東関東代表 神奈川大学吹奏楽部
課題曲Ⅴ 交響三章より第3楽章
課題曲の表現力では細かい緻密さの部分で緊張感が少し欠けてしまった印象で東関東大会のほうがよかった印象がありました。自由曲では木管群、特にクラリネットパートは素晴らしい演奏で、全体的にバランスも良くガンガン鳴らさない大人の演奏という印象を受けました。神大サウンドの真骨頂です。
個人的評価; A 指揮者;〇 審査結果;銀賞(発表時に会場からえーっつという悲鳴)
9.東京代表 創価大学パイオニア吹奏楽団
課題曲Ⅴ オペラ”ある水筒の物語”によるパラフレーズ
課題曲は秀逸な演奏で自由曲もしっかり聴かせる表現力でした。バスドラムの頭出しに少し疑問を感じましたが全体的にまとまった演奏でした。
個人的評価; A 指揮者;〇 審査結果; 銀賞
10.中国代表 山口大学文化会吹奏楽部
課題曲Ⅳ 楽劇”サロメ”より7つのヴェールの踊り
課題曲はバランスが悪く木管群があまり聞こえてきません。自由曲では全体の出来上がり感で今一つの感じがあり曲全体の聴かせどころなどのまとめの部分で修正を加えるととてもよくなると思いました。
個人的評価; B 指揮者;△ 審査結果;銀賞
11.関西代表 龍谷大学吹奏楽部
課題曲;Ⅴ ブリュッセル・レクイエム
課題曲は緊張感、スピード感があり聴かせる大変上手な演奏でした。自由曲でもホルンをステージ上段に配置して曲想をうまく表現していました。バランスが悪い部分が少しありましたがシロフォン、マリンバの打楽器群のテクニックは抜群でした。
個人的評価;A 指揮者;〇 審査結果;金賞
12. 東海代表 静岡大学吹奏楽団
課題曲Ⅴ 交響曲第二番
課題曲のスピード感、緊張感では前団体との比較する結果となり若干不足感を感じました。
課題曲の演奏が終わる前に自由曲でピアノ演奏をするであろう演奏者が演奏準備のために動き始めてしまい違和感を感じました。自由曲ではホルンのピッチが若干悪くなってしまい残念。
個人的評価;B 指揮者; △ 審査結果; 銀賞
13.北海道代表 北海道教育大学函館校吹奏楽団
課題曲;Ⅲ メトロポリス
全体的に無難な演奏でしたがやはり聴かせどころの部分が不足してしまった印象です。抑揚とか押し、引きをはっきり表現するとまた一段上に上がれる団体でしょう。
個人的評価; B 指揮者; 〇 審査結果; 銅賞

審査員それぞれの受ける印象により結果がこんなにも違うことになるのだ、という大会は初めて経験しました。自由曲の選曲も大事な要素と思われますが音量や派手さだけでの審査ではなく吹奏楽による音楽表現とはどういうものであるべきか、とまた考えさせられたコンクールでした。
コンクール終了後、OBたちで懇親会を行いましたがホテルに帰る道すがら、どこかの大学メンバーが列を組んで歩いていました。声掛けをしましたらなんと神奈川大学吹奏楽部でした。それほど落ち込んでいるわけではなく来年の金賞受賞をめざしてまた一からがんばります、との力強い言葉が返ってきました。来年は宇都宮で開催されるようですので金賞受賞に向けてまた応援に行きたく思っています。
(コンクール翌日は55年ぶりに八甲田、酸ヶ湯温泉に宿泊して十和田湖奥入瀬などを満喫して帰ってきました。)


 
》記事一覧表示

新着順:4/280 《前のページ | 次のページ》
/280